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【ブログ】不動産投資で銀行は何を審査しているのか - 株式会社スクレバンク|不動産売買のトータルプロデュース

コラム

【ブログ】不動産投資で銀行は何を審査しているのか

作成日:2019年10月11日(金)

 

「不動産投資で銀行は何を審査しているのか」


アパートやマンションなどへの投資を対象とした不動産投資用ローン。住宅ローンとは審査基準が異なるので、融資を受ける前に銀行の審査基準を知っておくことは大変重要です。そこで今回は、銀行が何を基準に審査をしているのかについて、詳しく解説していきます。

 


□属性

上場企業の会社員や公務員、医師などは「属性が良い」とされ、審査では高く評価されます。また、単身者よりも連帯保証人となる配偶者がいる方が属性は高くなります。


なお、銀行は信用情報機関を通じて、融資希望者が保有しているクレジットカードの情報も調べます。限度額が高いカードを保有していると、たとえ全く使っていなくても「将来使う可能性がある」と判断され、融資の信用枠が下がるので注意が必要です。属性に不安がある場合は、不動産投資ローンを受ける前に使っていないクレジットカードの解約をしておきましょう。

 


□物件の資産価値

物件の資産価値は「担保評価」とも呼ばれます。融資した資金が回収できなくなった場合に、物件を売却して返済に充当できるかどうかを銀行は気にするのです。築年数や立地、駐車場の有無なども資産価値に影響を与えます。


 

□借入金の有無

借入金はゼロが理想ですが、返済実績があれば、それほど審査に影響を及ぼすことはありません。ただし、借入額が多すぎると融資が認められない可能性があります。リボ払いやキャッシングの残債がある場合は返済をしておきましょう。


□自己資金

想定以上の空室発生や突然のリフォーム費用などに対応できる保有資産の有無を銀行は気にします。自己資金が多ければ「融資先としてリスクが少ない」と銀行に判断されるため、審査に通過する可能性が高まります。


□年収と勤続年数

自己資金と同様に、不測の事態に対する補てんの可否を審査されます。通常は「過去3年間の年収」が審査の対象です。なお、金融機関ごとに最低年収が設定されているので、年収によっては審査の対象にさえならないことがあります。


 なお、勤続年数が少ない場合は「安定した収入を得られない人」と判断され、審査に悪い影響を与えます。転職を繰り返している人は、その明確な理由を銀行に伝える必要があるでしょう。



□まとめ

不動産投資ローンでは、「物件の評価額」と「個人の信用」が審査の対象になります。銀行によって審査基準は異なりますが、チェックされるポイントはほとんど変わりません。なお、金融機関の規模が大きいほど基準が厳しくなる傾向にあります。不動産投資ローンを受ける場合には、金利と合わせて銀行の規模も考慮してみてください。


 

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